◆写真展の感想◆ 札幌、北海道クリスチャンセンター(2003年4/24〜4/28)板谷さんより
◆Yさん60代女性
劣化ウランによる子どもへの影響がこの様な状態で表れることを目の当たりにしてショックでした。地球上の子どもが同じように学び、遊び、成長していかなければならないと思います。イラクで生まれたばかりに苦しい思いをしなければならないなんてゆるされないことだと思う。
◆20代男性
このような写真を観ていると、暗い気持ちにもなるが、やはり現実を直視すべきだと思います。
◆Hさん40代女性
戦争によって何が生まれるのでしょう。犠牲になるのは、いつも一般市民、特に婦人や子供達です。この子達が大人になって体験したことを忘れないで。戦争は絶対NO。世界平和であり続けますように。心痛む写真ばかりでしたが、子供達皆かわいく明るいですね。
◆Sさん40代女性
胸いっぱいになりました。二人子どもがいますが、同じ地球上で、子どもがこんな悲しみをかかえているなんて絶対に許せません。写真を見るのはつらいですが、このような現実を伝えて下さっている写真展は、すばらしいと思います。署名など、出来ることをして、早く戦争を終わらせたいと願っています。
◆Sさん40代女性
黒柳徹子さんが、イラクの子どもに「大きくなったら何になりたいの?」ときいたら「大人になりたい」と答えたという。原爆〜劣化ウラン弾。ウランの半減期が45億年。気の遠くなるような数字です。原爆投下後58年たっても、本人はもちろん、被爆2世、そして3世と、今だかつて、心身ともに苦しんでいる日本の被爆者。今日の写真をみて、ことさら強く思います。核兵器なくせ! 戦争するな! この声を大きくあげようと。
◆Iさん70代男性
戦争は子供達にとっては悲惨そのもの。どんな理由があろうと戦争はいけない。私達にできる事は何かを問われた。
◆10代男性
決してTVなどでは知らされない、裏の部分をかいま見たような気がして、少々怖くなりました。
◆10代女性
劣化ウランの汚染を半減するだけでも45億年かかると聞いてその力のすごさがわかりました。私と同じくらいの人や私より小さい子供が、こういう状態でいるのがつらいです。自分はなにもできないけれど、なにも知らなかったので、もっといろいろ勉強しなければいけないなと思いました。
◆40代女性
アメリカは今回のイラク攻撃でも劣化ウランを使用した! 人類の悲劇を止めようともしないその姿勢に憤りを憶えるし、それを止められない無力さを痛感します。白血病の奇形で苦しんでいたイラクの人々の上にまた攻撃がすでに加えられたことを思いながら写真展を見ていることにいたたまれない思いがしました。真実が写真を通して知らされ、戦争は攻撃が終わってもなお…人々を苦しめつづけることを心に刻み、今後、また悲劇が拡大しないように声をあげなければと思いました。
◆Oさん50代男性
戦争の悲惨さが良くわかりました。今も起こっているイラクの惨劇、昨年あったアフガニスタン攻撃。いつも被害にあう子供達、女性の事を思う心が大きければ戦争は避け得ると思います。有事法制も多くの人と声を合せ反対といいましょう。
◆30代女性
改めてショックを受けました。劣化ウランを使用することは絶対に許されるべきではないと思います!! いや、許されない!! (もちろん作ることも!!) この問題は、もっと重要なことと、とらえて考えていくべきだと思います。
◆Mさん10代男性
この写真展を見に来てよかった。横暴はいつも権力者ではなく、弱い立場のものへ向かう。このことがなんともはがゆい。世界はもうだめだ、どうにもならない。破滅への道を確実に進んでいる。もう止められそうにない。
◆10代男性
日本は湾岸戦争の時には戦費の多くを負担し、今回のイラク攻撃にはどこの国より強く英米支持を示してしまった。日本人にとっては対岸の火事でも、この現状は日本にも大きな責任があるのではないだろうか。日本人の若者の命もイラクの若者の命も重さは同じだという事は正しくないはずがない。今日はイラクの現実が知れてとてもよかった。
◆Kさん男性
現在、イラクやパレスチナへの許しがたい行為が黙認されていることが信じがたい。そして情報操作によって戦争、侵略行為が正当化され、もう戦争は終わったかのようにニュースでも流されていることも許せない。この写真館を見ても、今なお苦しんでいる人々がいるのは明らかだと思う。正当化していい問題ではない。無意味な戦争で多くの被害者が出た。もう、このような犠牲者を出してはならない。今現在、イラクで苦しんでいる人々がいること、パレスチナで日常的に人々が殺されていること、また新たな犠牲者がこれから出ようとしていることを強く思わなければならない。考えなければならない。強く反対していかなければならないと思う。
◆10代女性
軽い気持ちで見に来たのに、あまりのひどさに驚きのあまり声も出ず、涙さえ出てきました。はっきりいってショックでした。何ていっていいのかわかりません。でも命の大切さは本当に実感できました。悲しすぎます。写真を見ていてなぜそんなに笑っている事ができるのか不思議でたまらないと思いました。こんな事あってはならないということが頭の中をグルグルまわっていました。もっとたくさんの人々がこの事実に目を向け、戦争という無意味なことをやめるべきだと思う。見に来てよかったです。
◆30代女性
アメリカによるイラク攻撃がはじまり、連日TVではその惨状を写していました。けれど、どの放映でも、戦争に対する批判はでるけれど、戦争をやめさせようという報道にはならず、ニュースさえも見るのがいやになるほどの映像ばかり。森住さんの写真には、戦争でギセイになった人々の表情がうつしだされていました。これをみたら、だれでも何とかしなくちゃ…と思うにちがいないと思う。そう思いたい。そしてその思いは、いっときのことじゃなくて自分にふりかかる問題じゃないから…と忘れてしまうことのないよう、みんなに伝えていかなければならないんだ…と強くおもう。
◆Tさん50代女性
昨年の写真展と今年と2回見ました。劣化ウラン弾については新聞やテレビで耳にしたり目に入ったりもしたが、写真展での写真やビデオでショックを受けた。弱い子供たちや人々がこのような災難(一言で言いつくせない)をなぜ受けるのか。祈っても願っても防げないのか悲しいです。
◆Sさん30代女性
この写真展をアメリカ国民に見せたいです。事実を伝え、どれだけ多くの人々が犠牲になっているのか、生の姿を直視する義務があると思います。広島の数万倍の放射能量というのを聞いてショックを受けました。この現代にまだ人類はそんなことをしているのかと思います。アメリカ国民はアメリカ軍のしている本当のことをもっと知るべきです。日本政府も、イラクの人々にもっともっと食糧、薬品を送るべきです。米があまっているのだから、どんどん送るべきです。核被害国として、同じく通じる気持ちがあります。
◆40代女性
このようなイラクの現状を生々しく写った写真を見られる機会にめぐまれてよかった。(本当はこんな現状がない方がいい。)今回のアメリカのイラク攻撃で、よりイラク国内には悲しい現状が生まれているのかと思うとなんともいえない気分だ。もっと多くの人にこの写真展を見てもらいたいと思う。
◆Iさん40代男性
私は医師をしていますが、劣化ウラン弾による放射能の影響がこれほどひどいとは正直言って知りませんでした。自分の無知を反省します。こんな被害が証明されているのに、今回のイラク攻撃でも劣化ウラン弾を使ったアメリカはとても許せません。日本でも医療は厳しい時代となっていますが、まだ必要な薬が使えて治療できるだけいいのでしょう。
◆Nさん40代男性
毎週白血病の少女サファア(森住さん撮影)のパネルを持ってピースウォークに参加しています。劣化ウラン弾で森住さんの写真をずっと授業で使わせていただいています。危険な所に行くことが多いと思いますが、お身体に気をつけてご活躍ください。
◆Hさん20代女性
イラクの人達の苦しさや、戦争のおそろしさを感じました。もっと多くの人にこのような写真をみてもらいたいと思います。
◆Aさん50代女性
劣化ウランのひさんなことは聞いてはいたが、写真を見て、未来ある子供達が多くむしばまれていることにほんとうに落とした方にいかりを強く感じた。この度の戦争の時あの子供達はどうしていたのだろうかと思うと心がつぶれそうになった。この世から核を絶対になくすべきだと思う。
◆Tさん50代男性
森住さんのHPなどで湾岸戦争時の劣化ウラン弾による放射能被害の状況はある程度、知っていましたが、今回の写真展やビデオをみて、劣化ウラン弾という核兵器の環境と、人間とりわけ子供達に対するむごいことが非常に印象に残りました。さらに今回のアメリカブッシュ、イギリスブレアは、この核兵器と共にさらに残虐な兵器を今回のイラク戦争で使用したのです。この戦争に至る過程や(まだイラクへの査察は続けることができたにもかかわらず、国連や、他の多くの国の反対にもかかわらず、開戦したこと)、今後、アメリカ一国主義、帝国主義が本当に恐いものだと思っています。この写真展を各地で開催して、日本のマスコミが伝えなかった爆撃を受けた側からの、情報をおおいに広めて欲しいと思います。日本でも有事法制が国会で通る可能性があります。戦争はどんな理由があろうと反対です。
◆Fさん10代女性
とっても、こんな風な赤ちゃんがいるのなんて、すげぇびっくりした。子供さんたちも、とっても、美人な人たちばっかりなのに、もったいないと思った。あと、アメリカブッシュと小泉がムカついた。あなたが消えろと思った。こいつらが「戦争やる」なんていわなきゃ、こんないっぱいの人たちが犠牲になることはなかったと思う。はらたつ。みじゅく児の写真はとてもこわかった。日本で、平和で、ふつーの体にうまれて、健康で、これだけそろっていれば、とても幸せなことなんだなって思った。
◆Oさん女性
戦争はもちろん反対です。今日本に暮らしていて、TV等の報道からは目にみえる武器を使っての攻撃面(しかもゲーム的側面)しか伝えられず、この写真展の様にその後につづくより大きな影響や害まで知らされていません。どちらの側につくか以前に、劣化ウラン弾のような存在使用を許していいのでしょうか。ぜひ広く多くの機会で実情を知らせていって下さい。
◆40代男性
劣化ウラン弾被害の一部を知ったのは、一年程前。無脳症の子どもの写真を見て、ベトナム戦争時の枯葉剤被害を思い出した。この様な現実は、しかし、マスコミにはあまり放送されない。だから多くの人は知らない。平然とTVから流れるイラク攻撃の映像をながめている。「フセイン悪いヤツだよな」と。どこかに戦争の落とし穴がある。画像と真実は、違うのではないか。真実を知ることは、しかし、そう簡単ではない。努力して見なければ見えてこない。私たちは努力しなければ、だから、簡単にブッシュの言葉を信じ、日本のマスコミを信じ、そして、戦争へかり出されていく。
◆Nさん40代女性
私自身、2人の子をもつ母として、写真展の子供達に対し、何ともいいようのない気持ちで回りました。重いです、大人の責任は。
◆60代女性
戦中派ですが、いろいろ悲惨な事は聞いたり資料館で見ましたけど、これほど悲惨な場面は初めてです。弱いものがぎせいになる戦争、絶対止めるべきだしやめてほしいです。
◆Tさん50代女性
写真展などで現実の戦争の残酷さが理屈抜きで伝わります。改めて戦争を起こす者への怒りがこみあげて来ます。なんと痛ましいことでしょうか!!
◆Nさん70代男性
劣化ウラン弾がこんなに大量に使われ、被害がイラクに広がっていることは最近までよく認識していませんでした。写真はどれも事実を以って激しく私達にうったえています。撮影の活動に深く敬意をいだいて居ります。
◆Sさん女性
1人でも多くの人が見るべきだと思う。原爆の写真展が米国で拒否されているときくが、加害者としての意識に目覚めて欲しいから米国でも開かれて欲しい。
◆Hさん70代男性
「NO WAR」いかなる理由があろうとも戦争に正義はない。戦争の犠牲になるのはいつも、罪のない民衆である。「NO WAR」の運動が国境を越え民族のちがいを越えて連帯の輪を広げ、大きなうねりとなることを願って止みません。