広島での写真展報告(2002.5.6〜5.12) 見てくださった人の心に、がつんと打ち込まれるメッセージがこの写真展にはありました。 写真展に対する感想をたくさんの方々が書いてくださいました。感想をご記入いただいた皆様本当にありがとうございました。 |
||
写真展ご来場者の感想文から、ほんの一部ですがご紹介します。 ★中ごろまで来ると涙が出て鼻水が出て体が震えて寒くなり、書いていても涙が止まらない。平和が皆好きでしょうに!なぜ英雄になりたいのでしょうか!地球を食い物にしている人間、なんと恐い生き物でしょう。・・・ ★写真から人々の悲鳴が聞こえてくるようで胸が痛んだ。ベールを取ったサファーの笑顔にやりきれなく涙が溢れた。地獄のような戦争がいつになったらなくなる日が来るのでしょうか。 ★今までイラクで起きたことなど全く知らずにきたが、森住さんの写真展を見ることによって少しだけだったがイラクの現状,アメリカのしてきたこと、飢えや病気,放射能に苦しむ人々の事を知ることができてよかったと思う。アメリカがやってきたことは正しいといえないが、イラクが今こうなっている事を報道していない日本や世界の国々にも問題があると思う。 ★子供たちの笑顔に心が痛みます。目を覆いたくなるような写真もあります。母親として子どもたちが平和な国で暮らせるよう願わずに入られません。アメリカのエゴに非常に腹が立ちます。私たち広島の願いが無残に打ち砕かれ大変残念です。でも、大きな声をあげて行かなければと思います。 ★劣化ウラン弾の恐ろしさはまだ十分知らされていない。核をもつ全ての国の人たちにみてもらわないといけない。子ども達の表情があどけないだけによけい心が痛む。 ★湾岸戦争の思い出はテレビに映っていた爆撃シーンくらいしかない。その後の事は報道もあまりされていないし全くといっていいほど気にもとめていませんでした。だけどこうして今のイラクの現状を知って相当ショックです。・・・ ★イラクに対してはいやなイメージがあったけれど、実際にそこに住んでいる人たちは毎日一生懸命生きているんだなと思いました。どうしてこんな人たちと戦争なんかしてしまうんだろう。劣化ウラン弾の放射能でイラクの人たちが苦しんでいる事を知らなかった自分を恥ずかしく思いました。 ★一番衝撃的だったのは無脳症の子ども。・・・・こんな事実を知らなかった僕はとてもやりきれない気持ちです。だからこそ僕にもできることがあるはずだと思います。同じ地球人として。 ★私たちは知らなければならない。それが今できること。知って、声をあげ行動しなければ、一人でも多くの人に見て欲しい。 ★戦争の恐ろしさ,むごたらしさを再認識させてもらう写真展でした。ヒロシマ、ナガサキ、セミパラチンスク・・・核の恐ろしさがわかっていながら核実験を繰り返す大国はなぜ自らの愚かさを知ろうとはしないのでしょうか。ただ,この写真展を拝見して罪のない子どもたちの表情が明るいのには驚き,勇気づけられました。平和ボケともいわれる日本。こうした写真展を多くの人に見ていただきたいと思います。 ★東京で見そこねて今旅行中に見られて良かった。これがアメリカの正義か。子どもたちの未来を摘み取る戦争にどんな正義があるというのか。これが人類の未来の姿だということを我々はアメリカはもっと知るべきだ。・・・ ★この写真は衝撃的だ。戦争の恐怖、放射能の恐ろしさを改めて知った。自分達は傍観者でいいのか。 ★久しぶりに写真展で感動した。いや、現実を知らされて非常に悲しかった。私はいったい何ができるだろうか。 ★あまりに悲惨な小児病棟の子どもたちの症状にヒロシマと同様な状況を感じた。この子どもたちの為にも人間の戦いは止めなければならない。日本の最近の政情を憂いている。 ★非常に悲惨な場面に接し言葉がない。戦争の恐さを改めて痛感した。 ★アメリカの人知に背反する悪行事実を知り、広げて、大きな世論を作ること。一人一人が、早く、早く! ★驚きました。知らぬが仏と言いますが、私が普通に暮らしていた日々,他の国でこのような現実があったなんて。・・・もっといろんなことを知りたいと思います。まず,知ることから始めていきたい、何のとりえもない私ですが、何かのお役に立つ事があるでしょうか? ★写真にあった私よりも小さい子どもたちは今、はたして生きているのだろうかと考えると苦しくなりました。机にあった資料も読ませていただきましたが本当にショックで言葉が出なくなりました。・・・いったい後どれくらいの人々が苦しみを持って生まれてくるのか想像がつきません。しかもその原因はおなじ人間がつくったものという事は本当に恐い事だと思います。私たちにはいったい何ができるでしょうか。二度とこんな事はおこしてはいけないと思うのですが、何から始めたらいいのかわからなくて悔しいです。このような機会を持ってもらいありがとうございました。 ★チラシをもらっていて、どうしようかなあと思っていたのですが、テレビで写真が紹介されていたのを見てきました。白血病の男の子の写真が、昔見た長崎の女の子の写真と重なりました。・・・こういう写真をもっと外国のメディアが何とか取り上げてくれればと思います。特に加害国というか、戦争の決断を下す人たち(虚しすぎて口にも出せない)に見てもらったらいいと思いました。 ★絶句!No.11は人類の滅亡を言い切っている。 ★放射能による汚染、経済制裁、いつ何がおきるかわからないのに懸命に生きようとしている。「生」というものを感じました。今必要なのは攻撃ではなく援助だという事を知り、また、他の人にも知って欲しいと思いました。 ★どの写真も戦争の恐ろしさを言葉では言い尽くせない激しさで語り聞かせています。この写真の前ではびっくりしてすわりこんだまま立ち去ることができなくなりました。戦争は悪魔の仕業です。罪のない子どもたちを巻き添えにしないためにも戦争のない世界を目指したいものです。 ★自分に何ができるのかを考え、行動します。 ★子どもたちが、まさにこれから生きていこうとしている子どもたちが犠牲になり、生きていくことができないということに強い憤りを感じます。せっかくこの世に生を持ったのに生まれてきたら死んでしまうという悲しい運命を背負っている赤ちゃんが、言葉に言い表せないくらいかわいそうでした。戦争のせいで病気に罹って今も闘病している子どもたちの笑顔をみると、日本で平和に住み、生きている私たちはこの子たちのために何ができるのだろうと本気で考えました。 ★劣化ウランの恐ろしさをアメリカ市民に実感してもらいたい。 ★許せることと許せないことがある。この写真展をアメリカで開催して欲しい。 ★かけがえのない人間の命を、そして私たち人間が生かされている地球を、誰も傷つけることはできない。劣化ウラン弾は核と同じ。許してはいけない。アメリカは強い国ではない。弱い国だからこそ戦いを選択するのである。アメリカの国民に、もっと事実を知らせるべきである。情報を知らせるべきである。 |