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イラク レポート 総合INDEX
2001年12月21日発売「フライデー」に
イラク・劣化ウラン弾被害レポート、モノクロ4ページ掲載されました。

イラク レポート 2001

Iraq report 2001

劣化ウラン弾被害  2001/12/5


イラク到着後一週間ほど様々な撮影や滞在のための手続きに費やし、先週からようやく取材が始まりました。 週末は4日間ほど南部のバスラとクエート国境のDMZ(非武装地帯、ここは国連とイラクが共同管理している)に行ってきました。 今日から、バクダッドの病院などの取材を始めました。イラクは4回目の取材ですがすごい被害が広がっていることを実感しました。
生後1時間たった無脳症の赤ちゃん。懸命に呼吸しているが、もうダメだと医師は言った。手の施しようがない。妊婦はこれまで3回出産し、全て奇形児出産だった。全員死亡している。
(バクダッドのサダム産科病院・12月4日)
劣化ウラン弾による攻撃を受け、分厚い装甲に丸い穴が空いたイラク軍ソ連製T55型戦車。中の兵士は瞬時に焼け死んでしまった。汚染状況を調査する保健省放射線防護センターの研究者。
湾岸戦争後、国連による経済制裁で石油の輸出が大幅に制限され、戦争で破壊された油田は再開の見通しもないまま、燃え続けている。
(非武装地帯のルメイラ油田)

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