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イラク レポート 2004/2〜4 #14


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白血病のアブドゥール君関連を継続取材しています。ご注目ください。

バスラのアリババ市

3月10日
バスラの市場の外れに、アリババ市場がある。 サダム政権が崩壊してすでに一年が立つのにまだ、略奪品が売られている市場がある。  今は盗品が多いのかも知れない。売っている人は全く罪の意識は無い。  街灯のランプ、事務用机、イス、コピー機、 カーペット、機械部品など何でもある。  人垣が出来ているので、人をかき分け中を覗いてみると白昼堂々と、銃が売られていた。 カラシニコフ銃は40ドル前後、ピストルは200ドル前後だという。一般の市民は簡単に銃を買うことが出来る。 さすが、写真を撮ってはダメだという。イギリス軍のパトロールが来ると、蜘蛛の子を散らすようにどこかに隠れていまう。驚くことにバスラ警察署が市場の横にあったが、ここは警察も手を出せない無法地帯なのだ。

外から見えないように人垣をつくって売買されている。
(3月10日バスラ)

カラシニコフ銃を売買していた。ここでは銃だけしか扱っていない。他の武器はここにはないと言っていた。
(3月10日バスラ)

何処から盗んだのか街灯が売られていた。
(3月10日バスラ)

事務所の電話機が売れていた。
(3月10日バスラ)
日本時間 3/25 20:48着信


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