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イラク レポート 2004/2〜4 #5


[シーア派の宗教儀式アシュラ] [サファアに会ってきた] [厚顔無礼な米厚生省役人]
[白血病のアブドゥール君] [血のアシュラ] [血のアシュラ(続報)] [血のアシュラ(続報2)]
[砂漠のマッシュルーム「カマ」] [オムカッスル刑務所] [ムスタファの村、再び]
[TVカメラマンが米軍に拘束] [爆撃されたアル・ナクワ地区] [サマワルポ] [バスラのアリババ市]
[ツワイサの原子炉] [林立するパラボラアンテナ] [サドルシティーで米軍と住民が衝突] [帰国しました]
白血病のアブドゥール君関連を継続取材しています。ご注目ください。

血のアシュラ

3月2日(バグダッドのカディミーヤモスク)
 今日(3月2日)は最悪の事態、文字どおり「血のアシュラ」になった。
 シーア派の宗教行事アシュラの最終日にカルバラとバグダッドで多数の爆弾が爆発した。 私は10時過ぎにカディミーヤモスクに向かう途中で救急車が何台も追い越して行き事件を知った。 爆発直後で全て道路が封鎖され、現場には入ることが出来なかった。 12時近くになってようやく現場にたどり着いたが、民衆は興奮していてジャーナリストを見ると 襲いかかってくるので何も写真は撮れなかった。 近くの病院に行って死体を数えると28体あった。 足がもげたり顔が無くなっているもの、子ども、女、巡礼に来ていたイラン人などだった。
 夕方には現場は落ち着いてきた。
日本時間 3/3 1:30着信

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